ご存知の方も多いかと思いますが、沖縄県は長年長寿県として知られてきました。
ところが、平成22年、国が5年ごとに公表している都道府県別平均寿命の結果に沖縄県民が呆然とさせられるのです。
沖縄県の平均寿命が、男性が30位で79.40年、 女性が3位で87.02年と発表。沖縄県民が思いもよらない順位を下げる結果となってしまいました。
この数字だけを見ると「沖縄県民の寿命が少し短くなってしまったのか。。。」と、残念に感じるだけだと思いますが、実は、この数字には危機的な深刻な問題点が隠されているのです。
実は、沖縄県は65歳以上を除いた、65歳未満の死亡率で2010年に全国で1位になっているのです。
つまり、平均寿命を短くしているのは65歳以上の高齢者ではなく、若い世代ということが考えられるのです。
その要因となるのは、やっぱり食習慣や運動不足!
高脂肪、高カロリーの欧米化の食事を摂ることが多く、さらに車を利用することが多く運動不足に。そのため糖尿病や高血圧などの生活習慣病が大変懸念されているのです。
そこで、その対策として沖縄県では、長寿世界一復活に向けた「健康おきなわ21」健康増進計画を策定しました。
その対策の一つとして、沖縄県国保連合会が推奨しているのが「ちゃーがんじゅう体操」です。生活習慣病を予防し、元気で長寿を目指す、毎日楽しくできる体操です。
現在、沖縄民放3社で、ニュース後の天気予報の時間で放送されています。
ほんの数分だけ、自分の体のことを考えて、楽しい体操を実践してみませんか。
それでは、皆さんも一緒に!
沖縄民謡のリズムにのって「ハイヤー ハイヤー ハイヤーサッサ~♪」
ところで「ちゃー、がんじゅう」の意味はわかりますか?
私は、知らなかったので調べてみることに。
「ちゃー」とは、沖縄方言では「常に、ずーと、いつも」と言う意味になるそうです。
そして「がんじゅう」は、「頑丈とか丈夫、元気」と言う意味があるんだとか。
つまり、ちゃーがんじゅうとは、いつまでも健康とか元気という意味合いになります。
そして、もう一つ、「うちなーぐち朝のラジオ体操」
よく知られているラジオ体操ですが、沖縄方言になっていて
少しだけ、体の動きが違っていたりして、とっても新鮮で面白いです!
コチラの体操もあわせて実践してみてくださいね♪