
当添ハーリーの様子
参加するチームは、本日のレースのスケジュール表に記載されています。小学生対抗、PTA対抗戦、女子対抗戦、職域対抗戦、などがあります。
さぁースタートです!3隻で競い合います。

ハーリーについて
沖縄では、毎年5月のゴールデンウィーク中に開催される『那覇ハーリー』を皮切りに、6月、7月になると、各地でハーリーが行われ沖縄の夏はさらに熱く盛り上がります。 沖縄でハーリーが行われるようになったのは、600年も前の琉球王朝時代に中国から伝わったと言われており、豊漁と海上安全を祈願するのが目的の海人(うみんちゅう)の「海の神事」。 現在は、観光イベントとしても人気が高く、大規模で行う『那覇ハーリー』や伝統を守り続けている『糸満ハーレー』は、さまざまなイベントも用意されており、観光客も多いので知っている方も多いのではないかと思います。 ところで、お気づきになりましたか? 那覇は・・・ハーリー 糸満は・・・ハーレー と、呼び方が違います。 どう違うのか気になってので調べてみると、意味はどちらも同じで、爬竜船(はりゅうせん)を漕ぎ競い合う行事のこと。 現在、沖縄では「ハーリー」と呼んでいる地域が多いのですが、糸満では、昔からの沖縄方言で呼ぶ「ハーレー」という名前を残したいと言う思いで糸満ハーレーと呼んでいるそうです。 一時期「爬龍船行事」とか「海神祭」と呼んでいたこともあったんだそうですが “ハーレー”と言う呼び方に戻したんだとか。 そうそう、糸満ハーレーにはもう一つの恒例行事が行われていて、それが面白い!『アヒル取り』と言って、港内にアヒルが放たれ、それを海に飛び込み捕まえる行事があるんですが、これは見物客も参加できる行事で、見物している人が次々と海に飛び込み必死にアヒルを捕まえようとする姿が面白い!捕まえたアヒルは持ち帰る事もできるんですよ。ハーリーに使用される船について
ところで、ハーリーに使用される舟ですが、装飾がきれいでとっても特徴がありますよね。 那覇ハーリーで使用されているのは、舳先と船尾に龍の彫刻が施された鮮やかな爬竜船(はりゅうせん)を使用。この爬竜船は全長14.55メートルで、漕ぎ手は32名、鐘打ち2名、舵取り2名、旗持ちなど6名と乗船者は42名と大型です。 多くの地域では、小型漁船の「サバニ」を使用しているところが多く、サバニの大きさは地域によってさまざまですが、漕ぎ手が10名程度、舵取り1名が乗船して競い合うところが多いそうです。