沖縄に移住し少し心配だったのが方言。 沖縄の方言はとっても早口、そのため方言で話しかけられても英語のようで話の内容が全くわかりません。私も、移住する前はこの方言が心配の一つでした。 ところが、実際暮らしてみると沖縄本島では、日常生活を方言を使って会話をしているのは、ご年配の方がほとんど、そのほかの人はそれほど方言を使っていません。ですので、日常生活ではほとんど困ることはありません。 ですが、方言ではないけれど、使い方が少し違うので誤解をしてしまったそんな事がありました。今回はそのことについてお話したいと思います。 移住して、まず最初に行うのがさまざまな手続きです。役所、銀行、郵便局など・・・・。 私が手続きの為に最初に訪れたのは、自宅の近くにある郵便局です。 中に入いると、東京では感じなかった局員さんのやさしい眼差しが私を迎えてくれました。 東京の郵便局は忙しくて事務的な対応が多いので、私はこの郵便局に入った瞬間のゆっくり時間が流れている雰囲気が引っ越してきたばかりの私の緊張感を一瞬でほぐしてくれたのです。 早速、視線が合った局員さんの窓口に行き「すみません。引越してきたので住所変更の手続きをしたいのですが」と言うと、 局員さんは「では、コチラの用紙に住所とお名前を書いておきましょうね。」と、言ったのです。 その時、私は違和感を感じたのです。 「書いておきましょうね」・・・それって、なんか子供に対して使う言葉では・・・。と感じたのです。 ですが、私はそのまま「わかりました。」と言い、指定された箇所を書き始めました。 すると、分からない箇所があったので再び窓口に行き「すみません。ここが分からないのですが」と聞くと、局員さんは 「では、調べましょうね。」と、言うのです。 「えっ・・・調べましょうね。」って・・・どう言う事、私が調べるの?そんな事、普通お客さんに言うかな?・・・と、心で思ったのです。 ところが、局員さんは、そのまま書類を持って後ろに下がり、すぐに調べてくれたのです。なんだ、調べてくれるんだ。 じゃ、なんで・・・「調べましょうね」って言ったんだろう? と、不思議に思ったのですが、聞くこともできないまま郵便局での手続きは完了し、次にそのまま、役所に手続きに向かいました。 そしたら、役所でも 「ここにお名前と住所を書きましょうね。」 不明な点を聞けば 「調べましょうね。」 と、言うのです。 おいおいマジですか!ここは役所ですよ。ちゃんと丁寧語使いましょうね!と思ったのですが もしかして、「○○○しときましょうね。」と言う言い方は丁寧語なのかな・・・?と、その時やっと気がついたのです。 そのあと、地元の知り合いに聞いたらやっぱり丁寧語だと分かったのです。 東京にいるときは、「○○○しときましょうね。」など、言葉の最後に「ね。」をつけることは子供に対して使う事が多いです。 まして「調べましょうね」と言うのは、自分で調べなさい!と、目上の人が目下相手に使う言葉。お客さんに対して使う言葉ではないので、その時は違和感がありました。 しかし、人間は慣れてしまうんですね。時が流れると、違和感が全くなくなり、いまでは、自分でも「○○しておきましょうね。」と、ウチナーンチュ(沖縄の人)を気取って喋ったりしますが、 「あんた、ナイチャー(本土の人)ねー?」と、ウチナーンチュに言われてしまいます。(笑)