朝起きて窓を開けたらこの晴天!!
こんなお天気のいい日に家にいたらもったいない!沖縄の青空っていつもそう思わせる。
そこで行きたくなった場所が、沖縄本島で人気のドライブコースうるま市にある海中道路です。
思い立ったらすぐ行ける!沖縄に移住したからできる一番贅沢な時間のはじまりです。
海中道路を渡り神聖な島 浜比嘉島まで行こう!
真っ直ぐに伸びるこの橋が海中道路。沖縄本島の中部うるま市にあり、世界遺産の勝連城址がある勝連半島から平安座島(へんざじま)を繋ぐ長さ4.7kmの橋です。
右側に見えている小さな島が今日の目的地の浜比嘉島(はまひがじま)です。本島から車で行ける離島の一つです。
私が訪れた時間は満潮でしたが、この橋の両側は平安座島まで浅瀬が広がっています。干潮のシーズンは家族で貝を採る姿も見られます。昔は干潮時は平安座島まで歩いて行き来していたそうです。
あの島が平安座島(へんざじま)。周囲約7km、標高115.6m。なんとなくハワイのオアフ島にあるダイヤモンドヘッドに似ていませんか?
えっ、似てない、、、、、
平安座島に渡り、さらに奥に走ると宮城島、伊計島へ、右には浜比嘉島へと橋で繋がっています。
平安座島の頂上に、いくつもの石油タンクが見えますが、実は海中道路は、アメリカ資本の石油会社、当時のガルフ社が石油基地を建設する際に反対していた平安座島の島民への見返りとしてガルフ社の負担で海中道路が建設され1972年4月22日に開通したそうです。
海中道路を走ると中間くらいに『海の駅あやはし館』があります。”あやはし” とは「美しい橋」と言う意味なんだそうです。
沖縄の特産品が揃っている売店やレストランなどがあります。入り口では揚げたての沖縄風天ぷらが食べられます。小腹が空いているときには調度良い。
道の駅には、いたるところにベンチが用意されているので、お弁当を持ってきて海を眺めながら食べるのも良いですね。
うるま市海中道路ライトアップ観光景観形成事業で今年の2015年に風力発電機が設置されました。海中道路大橋を中心に夜間ライトアップする予定なんだそうです。沖縄の夜景スポットがもう一つ増えそう。今度は夜も来て見よう!
平安座島に渡ると、すぐに道案内の看板が見えてきます。この先の信号を右に曲がり浜比嘉大橋を渡り浜比嘉島へ。
浜比嘉大橋を渡ると浜比嘉島。周囲7キロの小さな島で ”浜集落” と ”比嘉集落” の2つの行政区に分かれていて両方を合わせて「浜比嘉島」と名前が付けられたんだそうです。
浜比嘉島は神が棲む神聖な島。天から降臨し琉球の国づくりを始めた琉球神話の祖神である「アマミキヨ」と「シネリキヨ」が暮らしたと伝えられている神話の聖地でもあります。
島には、アマミキヨとシネリキヨが住んでいたと伝えられている居住跡『シルミチュー霊場』、アマンジと呼ばれている小島には二人を祀ったお墓『アマミチュー』があります。
橋を渡り、左側の海沿いを走り振り返ると、先程渡ってきた平安座島と浜比嘉島に架かる浜比嘉大橋。
この小さな島にアマミキヨとシネリキヨが祀られています。
沖縄の昔の集落の風景が今残されています。
ここが、今日の目的地。干潮の時は、手前の岩まで砂浜なので歩いて行けます。大きく深呼吸すると気持ちが良い!ぼーっとただ海を眺めて時を過ごしても良い。
すぐ横には、木々に囲まれた細い道があって、そこを行くと長い階段があります。その階段を上ると鍾乳洞があり、そこが、アマミキヨとシネリキヨが住んでいた居住地跡と言われている『シルミチュー』です。
普段は鍾乳洞には入れませんが、2人の神が子供を授かった聖域として、子供を望む多くの人が拝みに訪れているそうです。
シルミチューまでの行き方
県道10号線の海中道路を渡り、平安座島に着いたら浜比嘉島方面へ右折して浜比嘉大橋を渡ります。
橋を渡ったら、左折して海岸線をホテル浜比嘉リゾート方面へ。ホテル浜比嘉リゾートの入り口の坂が見えたら、道なりに右に行くと集落があります。
集落を過ぎると「シルミチュー」への小さな看板がいくつかありますので、その看板を目印にしてシルミチュー方面に来ると比嘉漁港に着きます。
漁港の先で行き止りになり到着。その左側の敷地に車を止めることができます。(無料)
ちなみに、ここから先は道路がないので島を一周することはできません。帰りは来た道を戻ってください。
海中道路までのマップ

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今まで一度も沖縄に来たことが無いのに旦那の思いつきから、2011年5月23日突然、沖縄に移住!知り合いも居ないし、仕事も無いし、とっても不安!でもなんとか・・・頑張って沖縄を満喫しています♪♪