コザ十字路にある壁画は何が描かれているの?

今日は気分転換に沖縄に移住して是非住んでみたいと思った街、沖縄市「コザ」にドライブに行くことしました。

高速を走り沖縄南ICをおり国道330号線をコザ十字路交差点に向かって走ります。

するとドーンと視界に入ってきたのがいくつかの建物の壁一面に描かれた大きな壁画。

「なななに?落書き?違う違うとっても上手に描かれている。これはプロ。誰が描いたんだろう?それにしても何が描かれてあるの?」
などなど・・・私の頭の中では???謎ばかり。

家に帰りネットで調べてみることに。
すると沖縄市の公式ホームページでもこの壁画について紹介されていました。

この壁画は、これまでの沖縄市の歴史を描いた約1,600㎡にも及ぶ歴史絵巻なんだそうです!

絵巻は

  • 15世紀の越来(ごえく)グスク時代
  • 戦後の米軍の統治下時代
  • 黒人街と栄えた時代
  • 地元住民で賑わう商店街の様子
  • 未来の沖縄

この5つに区分されて描かれているそうです。

では、15世紀の越来(ごえく)グスク時代の絵からご覧ください。

越来(ごえく)グスクには、のちに琉球国王になる第六代国王「尚秦久(しょうたいきゅう)」が王子時代に居城されていたといわれおり、絵巻には尚秦久も描かれています。

つづいて、戦後米軍の統治下時代の様子を描いた絵です。

ブルドーザーを操縦しているのがパイプをくわえているマッカーサー。

次に、黒人街として栄えた時代。

さらに、地元住民で賑わう商店街の様子が描かれています。

描き始めたのは2014年の3月からなんだそうで、プロの職人によって2015年1月に完成したそうです。

今年は2021年、もう6年も経っているんですね。ですが今も色が鮮やかでとてもきれいです。繊細で丁寧に描かれたことが素人の私が見てもわかる。

沖縄のことを良く知らない人がこの壁画を見たことで沖縄の歴史に触れる機会が増えると良いですよね。

こんなにも素晴らしい絵巻。せっかく行ったんだから車から降りて壁画一枚一枚をしっかり撮っておけばよかった。

近くに行った時はコザの壁画を一度ご覧になってみてくださいね。では、最後に行き方を紹介します。

コザ十字路交差点へのアクセス

絵巻があるのはコザ十字路交差点。銀天街という商店街が目印です。

沖縄自動車道の沖縄南ICをおり、国道330号線に向かいます。